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志垣 千秋 選手
熊本県出身
〜 陸上(マラソン) 主な成績 〜
1993年 10月 全日本実業団(福岡) 10000m/ 3位
1994年 6月 日本選手権(東京)10000m/ 17位
1994年 1月 宮崎女子20km /9位 ジュニア新記録
1995年12月 青島太平洋マラソン/ 優勝
1996年 9月 上海マラソン/ 優勝
1996年11月 東京国際女子マラソン/ 17位
2000年12月 ホノルルマラソン/ 10位
〜 陸上(マラソン) 自己新記録 〜
3000m 9分18秒59
5000m 15分57秒7
10000m 33分00秒66
フルマラソン 2時間44分27秒
〜 トライアスロン 主な成績 〜
1997年 6月 天草国際トライアスロン大会/ (エイジ)優勝
1997年 8月 全日本選抜トライアスロン選手権長良川大会/(エリート)3位
1997年 9月 JTUトライアスロン・スーパースプリント第二戦国営昭和記念公園 2位
1997年10月 日本トライアスロン選手権瀬戸内大会(エリート) 6位
1998年 9月 佐渡ロングディスタンス日本選手権(エイジ) 優勝
1999年 7月 長崎大島トライアスロン大会 (エリート) 2位
2006年 3月 アジアアクアスロン選手権タイ・メコンリバー大会3位
2009年10月 上浦トライアスロン大会優勝
2010年 5月 指宿トライアスロン大会4位 (年代別 1位)
2011年 3月 Ironman 70.3 Singapore Triathlon (エイジ) 3位
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5歳の頃から走り始めて、旭化成とつながりがあると言う福岡第一高校に入学し、高校時代はインターハイで、800mと3000mの両種目の出場権を得たが、予選の直前に急性盲腸となり、満足に走る事が出来ずに終わった。
1992年に旭化成陸上部に入部し、1993年の全日本実業団10000mで3位。
1994年の日本選手権10000mで17位と言う成績。1994年宮崎女子20kmで9位をマークしジュニア新記録を樹立。同年の北京国際駅伝では、日本代表としてエース区間の10kmを任される等の成績。
その後は、故障続きで念願のマラソン出場できず1995年に旭化成陸上部を引退。しかしマラソンの夢は捨てきれず、引退後も故障と戦いながらフルマラソンに挑戦する。特に1996年の第一回上海マラソンで優勝、同年の東京国際女子マラソンで自己新記録更新する結果を残している。
上半身強化の為にトライアスロンを始め、シドニーオリンピックを目指しトレーニングに励んでいたが、オーバートレーニングの為に腰痛が再発してしまった。
競技から離れた今、趣味の世界でトライアスロンのトレーニングやサーフィンなどを、楽しんでいる。
トライアスロンの魅力や運動の素晴らしさを皆さんに広めていく事を、今後の課題としたい。
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2011年レース報告 |
第27回全日本トライアスロン宮古島大会(2011年4月24日) |
2011年6月17日
志垣 千秋 |
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痛みを堪えての復活のゴール |
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宮古島大会2連覇している妹めぐみ選手がサポート |
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総合順位 266位 女子16位 エイジ女子35-39歳 1位
トータルタイム 10時間24分43秒 S51分19秒 B5時間14分22秒 R4時間19分2秒
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宮古島は初めての地で、以前から宮古島の素晴らしさ、自然の美しさ、島の方々とのふれあいの心地よさなど、トライアスロンの聖地と言っても過言ではない事は、トラ仲間から聞いていました。なので、十分気合を入れて、参加準備に取りかかっていました。
12月末には、チームゴーヤの合宿に参加させて頂き、千葉さん夫妻の指導の元体調もみるみる良くなって、この調子だと!と期待も膨らんでいました。
しかし、腰痛や神経痛などの持病が、1〜2月の寒さに耐えられず、レース20日前のマラソン大会で、肉離れ(ふくらはぎ)を起こしてしまいました。
今、出来る事をしよう。と気持ちを切り替えウォーキング、スイム、バイクを行いましたが、スイムのキックで・・・また軽い肉離れを起こしてしまい、レース前は、運動が出来なくなっていました。
一時期は、行くのも止めよう!と考えたこともありましたが、妹(めぐみ)の励ましもあり、スタートラインに立つ事を決意しました。途中で止めても良い。制限時間いっぱい使い、宮古島を思いっきり楽しむ事だけを考えて、このレースに参加させて頂きました。
宮古島の海は、本当に美しく、熱帯魚が歓迎してくれているような気がしました。
広大な青い空や海が本当に素晴らしかったです。この中に、自分自身が存在している!と思うだけで、幸せな気分にさせてくれました。
またそれ以上に、チームフィオーレの戦友達に再会でき、一緒に行動させて頂き楽しい雰囲気の中、的確なアドバイスや、大会の詳細など、詳しく教えて頂き、安心してレースに臨む準備が出来ました。
レースは、スイム3Km、バイク155Km、ラン42.195Kmのトータル200Kmの長い長い旅路でした。
スイムは、約1500人が一斉にスタートし、長いバトルが永遠続きました。
泳ぎ込みをしていないのと、肉離れでキックが打てない私は、体力を一気に奪われ、3Kmの距離はめちゃくちゃ長く感じ、やっとの思いで泳ぎきりました。かなり外側を泳いだので、今までにないタイムロスを、たたき出してしていました。
バイクは、距離に不安はありませんでしたが、持病の腰痛が出てしまう、風やアップダウンに不安がありました。
補給食は、勿論、ここでジョミ入りの特製ボトルを使わせて頂きました。
味は、シンガポールで実証済みだったので、とても美味しく頂きました。
残りは、固形のお餅やドライフルーツ、せんべい、を摂取。
2週目に入り、痛みに我慢できない範囲に突入してきました。後続の選手からも抜かされ続けました。自然の素晴らしい景色を観ながら、痛みをごまかすしかなかったです。
地元の方の声援も盛大に行ってくれていました。感動しっぱなしで、手を振ったり、うなずいたりして、声援にこたえていました。しかし、残り10Kmくらいから、ペダルを踏む事が出来ないくらい痛みが増し、民家に痛み止めをもらいに行きたいくらいの心境で、本当に辛かったです。それでも、我慢我慢で、ようやくバイクフィニッシュしました。
バイク降りてから、脚、腰(しびれ、麻痺)の体をどうしようか?と絶望感に襲われました。ここからフルマラソンの距離!本当に考えられなかったです。
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着替えが終わり、少し体が動いたので、ゆっくりゆっくり前に進みました。
少しずつ走れたので良かった!と思い、一歩一歩前に進みました。肉離れもなんとかテーピングで大丈夫。画期的なテーピングを紹介してくださった治療院の先生に感謝しながら、皆さんの力があってからこそ、完走に向け頑張れる自分がいる事に感動していました。
それから、ランスタートです。いつ、走れなくなるか?とても不安でしたので、自分の体に負担の少ない走りで、ゆっくりスタートしました。一歩でも長く走れる状態なら、走ろう!と心に決めていました。
ハーフまでは、何とか悪いなりにも順調に走れ、残りは、痺れ、痛みプラス、脚にきてしまい、筋収縮が、できなくなっていました。痙攣はしなかったので、エイドで、ストレッチを毎回行い、それ以外では走り続けることを課題にしました。
本当に長い長いフルマラソンでした。声援も、バイク以上に沢山の方々からの励ましを受け、その声援の100%を励みやパワーに切替、頑張りました。
後2Km過ぎに、めぐみが迎えに来てくれましたが、軽い登り坂になっていて、持病の腰痛は、限界に達していました。
グラウンドに入り、会社の方の現地のお友達が出迎えてくれました。グラウンドも一緒に走って頂き、横断幕を背にし、最高の演出で、フィニッシュ!長い長い旅路の幕を下ろしました。
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フィニッシュ後は、万感の思いと共に、涙と感謝の気持ちで胸いっぱいになりました。
本当に支えてくださった皆様に、感謝、感激、感動し、今、頑張れる自分がいる事の喜びを噛み締めていました。痛みに耐えながらのレースは、辛くてきつくて、どうしようもなかったのですが、それをやり遂げた事は、自分にとって、大きな大きな感動と財産になりました。トライアスロンの素晴らしさを、再認識できた大会になり、本当に良かったです。
また、支えてくださった皆さんに心からお礼を申しあげます。
ありがとうございます。
これからも頑張りますので、ご声援どうぞ宜しくお願いいたします。
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追記
宮古島のレース後、体のだるさ、疲労感がずっと抜けなくて、風邪に似た症状がずっと続きました。喉の痛みがありました。
その時に、マヌカハニーを摂取して続けていたら、悪化しなかったので、会社も休む事なく、体調を維持する事が出来ました。
今思うと、宮古島の疲労は、本当に後から後から圧し掛かってくるものがあり、内臓も弱っているし、体内に必要な栄養素、ミネラルなど、枯渇状態になるのだろうと、分析しています。
こんな状態の時は、やはり、自然の食品は、安心して摂取できますし、体調を回復させてくれたのだと、つくづく思いました。
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・2011 Aviva Ironman 70.3 シンガポール (3月20日)
結果:エイジ女子35-39歳 3位 5:09:32
(S 40:57 B 2:46:54 R 1:41:40) |
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2011年4月20日
志垣 千秋 |
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参戦前から、腰の状態があまり良くなく、完走する事を目標に参加させて頂きました。
スイムでは、腰に負担のこない泳ぎをしていて、目標より3分も遅れでバイクに進みました。
バイクでは、最後のランで走れるように補給食や給水をこまめに摂取し、ポジションも頻繁に変えながら、腰への負担を軽減しました。
AV30.4KM
勿論、補給食は「ここでジョミ」を4袋使用させて頂きました。
内容は、ボトルにパワージェルにアミノ酸粉末を混ぜ、この中に「ここでジョミ」を投入、水で薄めてドリンクのように飲む方法で、トライしました。
ジェルと粉末の補給食だけだと、はっきり言ってあまり美味しい物ではありません。しかし、「ここでジョミ」を4袋投入する事で、味もまろやかになり、蜂蜜味が美味しく、エネルギー切れも起こすことなく集中して、ランへ移る事ができました。
最後のランは、暑くて頭がボーっとし、2Kmで止めそうになりましたが、冷たいスポンジを体全身にかけまくり、なんとか復活しました。
始めは、エネルギー切れで、ボーっとするのか、暑さなのかが、分かりませんでしたが、確実に暑さのせいだと判明しました。
「ここでジョミ」をお守りのように、握り締め、ラスト7Km地点ぐらいから調子が良くなり、ペースアップしましたが、足にまめができ、
ラスト4Kmで、またペースダウン。後は、完走!完走!と思いながら、やっとゴールする事ができました。
ランの時も、丁度良い量だし、本当に補給食として、素晴らしい食べ物だと感じました。
私の結果の方が、まだまだ伴わないのですが、トライアスロンを快適に楽しむ為、競技性を追及する為にも、使用させて頂きますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
宮古島トライアスロンに参戦しますが、腰痛に加え、右足のふくらはぎ、肉離れの負傷を追加した状態です。完走が目標でしたが、これも出来るかどうか?
宮古島は、スタートラインに立つことが、目標になりますが、レースを楽しみ、南国を満喫し、自然から頂くありがたいパワーを源に、頑張りたいと思います。
いつも、ありがとうございます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
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