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  柳井 賢太 選手
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2016年レース報告

第 26 回新島トライアスロン大会
    2017年5月27日(土) 

 

  第 26回新島トライアスロン大会  2017年5月27日(土) 
     
総合2位!入賞!!

開催地:東京都新島村中部地区周辺特設コース
天  候:晴れ
競技距離:Swim 1.5km Bike 40km Run 10km  (ドラフティング不)

大会結果
優 勝  篠 崎 友 1:56:00
2位  柳井 賢太  1:57:03
3位  栗原 正明  1:57:39

  


2017年6月23日
柳井賢太



大会目標・目的
今シーズンの初戦となるレースで、現状どこまでパフォーマンスが引き上げられているか確認する。
また、翌週にある関東選手権へ向けて、しっかりと刺激を入れる。
そして、冬場のトレーニングの成果として、優勝を目指す。

 


ウォーミングアップ
新島大会は午後スタートのレース。
当日の早朝に島に着き、そこからレースの準備が始まります。
フェリー到着からレーススタートまでに 5 時間近くの時間が空くため、一度宿にチェックインをしてからレースの準備です。
まずは軽くランで血流を上げ、フェリーの移動で固まった身体をほぐしたあと、ストレッチと体幹に刺   激を入れて会場に入りました。

会場に入ってからは、スイムのアップを 20 分ほど。普段、スイムの 2 周回目頃からエンジンがかかるため、1 周目からしっかりとエンジンがかかるように、入念にアップをします。
肩の力みが取れたところでアップを終了して、可能な限り日陰で待機してスタートを待ちます。


 
スイム  17:00  (2位)

スイムは例年通り 750m を 2 周回。一点違ったのは、今年から年齢別でのウェーブスタート。
自分たちは第 1 ウェーブからのスタートです。

昨年優勝の栗原選手や 7 連覇の篠崎選手などと同じウェーブということで、タイム差などは確認しやすい順番です。

また、今年は日本チャンピオンの平野司選手も参戦。
スイムで先行するのは予想できたので、スタート位置からしっかりと近くに位置取りをします。
新島はビーチスタートです。

1 列目のインコースから篠崎選手、自分、平野選手の順番で整列しスタートを待ちます。
スタートしてすぐの入水で、やや篠崎選手に先行されるものの、すぐに平野選手と一緒にパス。
そこからは、平野選手と 2 人で泳ぎ進めていきます。

かなり心拍も上がっているように感じましたが、アップのおかげでなんとか付いては行ける。
しかし、ヘッドアップのリズムが合わず、序盤から肩と首がパンパンに。

それでも、先日の海練のデータからスイムでもドラフティングの恩恵を得られることが分かっていたので、必死に付いていく。
だが、1 周目の第 2 ブイを回ったところで、ブイのアンカーロープに腕が引っかかってしまい、数秒をロス。
これが少し命取りに。
平野選手から数メートル離されてしまい、その差がなかなか埋まらず 1 周目を終えます。

平野選手とは、5mほど離れているだろうか。
秒数にして 5 秒ないぐらい。
浜のブイを回って後ろを確認してみると、予想以上に差が開いている感じだったので、必死に前の平野選手に食らいつく。
泳力でいえば平野選手の方が経験値含め上。
ここから離されるのかと思うも、最近の練習量は自分の方が上だと信じて 2 周目に入っていく。

2周回目は、後続からスタートしたウェーブの選手で埋まっている状態。
平野選手は集団の中へ。

自分は人ごみを避けて集団のやや外から攻める。
外といっても、第 1 ブイを目指して最短ルートを泳ぐ。
なぜか人がほとんど密集しておらず、ストレスはほとんどない。
どうやら、潮と波に流されて集団が大きく外に膨らんでいる模様。
集団内にいた平野選手もその流れに巻き込まれたのか、平野選手が第 1 ブイを通過するのを確認できる位置で、自分も第 1 ブイを回る。
秒数で 5 秒ほどだろう。ほとんど差は開いていない。

そこからは、さらに密集地帯に入ったこと、うねりが大きくなってきたことで姿を見失う。
ここで焦ってヘッドアップの回数を増やすと、余計に肩や首に負担がかかってリズムが崩れるので淡々と自分のペース進める。
最短ルートを泳いでいれば、必ず自分の少し前には平野選手がいると信じて泳いでいく。
最後に浜から上がるとき、数メートル前でほぼ同じタイミングで平野選手も立ち上がるのを確認。
やはり、そこまでは離されていない。そのまま 2 人でトランジッションへ。



バイク  1:01:47  (3位)  スプリット  1:18:47  (2位)

スイムでかなり心拍を上げてしまい、ウェットを脱ぐのにやや手間取ってしまう。
トランジッションを出たときには、   平野選手は数十メートル先へ。

バイクは約 13km のコースを 3 周回。
焦らず、まずは呼吸とバイクのペースに切り替えるために、
ここでジョミ1本摂取。

最初の折り返しで、平野選手とは15 秒ほどの差。
やや開いてしまったので、トランジッションは課題。
そこから後続との差を確認していく。
次に来たのは篠崎選手。
例年よりもすれ違う場所が離れているだろうか。
やはり、1 人で泳ぐよりペースメーカーがいて 2 人で泳ぐ方が断然速い。
その次に栗原選手。栗原選手とは、予想以上に離れていた様子。

さて、後続との差を確認してからは、淡々と自分のペースで進めていく。
商店街を抜けて、空港の手前あたりで平野選手をパス。
その時点で、心拍は170 を超えている。
走り出しにしては脈も高いのと、すでに前腿に疲労感。
なかなかリズムが取れず、やや脚を使いすぎてしまった感じで 2 周目へ。

海沿いの折り返しで、再度後続との差を確認。
平野選手、篠崎選手の順番。
篠崎選手はもちろん差を詰めて来ている。
海沿いの折り返し区間では栗原選手の姿を確認できず、そのまま商店街へ。

例年、どこで篠崎選手にパスされるかが鍵。
ここ最近のランのトレーニング状況から 3 周目に入って、商店街を抜けた辺りまで先行していれば、ランでギリギリ巻き返せるかなと思い、まずはそこまでパスされないように頑張ってみる。

2周目に入ったところで、やっとリズムもつかめて来て、前腿の負荷も分散されて臀部に力が入ってきた。

バイクの走り出しでここでジョミを摂取していて正解。
集中力が持続してくる感じ。


これならまだ行けるかなと思った2周目中盤。
後ろから篠崎選手がパス。
昨年は 2 周目に入ったところでパスされたので、やはりスイムのアドバンテージはあった感じ。
ただ、この位置でパスされるのは正直厳しいかと思うも、なんとか食らいつく。

勾配が安定している区間では、そこまで差は広げられていない感じだが、ちょっとした勾配の変化する場所とコーナーでじわじわと離されていく。
走力ももちろんだが、こういった細かいギアマネジメントとバイクコントロールも大切だなと改めて実感。

2周目が終わり、3周目の折り返しで差を確認すると、予想よりも離れていない感じ。
それでも1分は離れている様子。

差を詰められないまでも、少しでも差を広げられすぎないように進める。
相変わらず、心拍数は 170 超え。
この心拍でランに入れば走り出しで 180 を超えてしまう。
事前に行っていたブリック練習で、180 を超えてはランのリズムが取れないことは確認済みだったので、ラスト数 km ほどは心拍を落ち着かせるのに専念。

また、
ランに備えて 2本目のここでジョミを摂取し 160 台まで心拍を落ち着かせて、バイクのトランジッションへ。


ラン  38:16  (7位)

ランに入った時点で、篠崎選手とは約 2 分 30 秒差とのアナウンス。
ラスト1周で、かなり差がついてしまった。
バイクで酷使した前腿はパンパン。
完全にオーバーペースだった様子。
ラスト数 km では、脚までは回復してくれていない。
それでも諦めず、まずはリズムで走っていく。

新島のランコースは 1 周 5km。
始めに 5~6%の勾配を 1km 上って、少し下って、また 2~3%をダラダラ上って折り返して会場に戻ってもう 1 周の 2 周回。
ダラダラ上りに入ると少しずつリズムも整い、ストライドも伸びていく。

バイクよりもランの時の方がここでジョミの即効性を感じるのは私だけだろうか。
走り出しの早い段階で再度集中力を高めてくれるのは助かる。


2.5kmの折り返しで、篠崎選手との差を確認したところ、例年よりも差は詰まっている様子。
諦めず前を追う。
今度は後方から迫って来ている栗原選手との差を確認。
距離差は篠崎選手と自分の差と同じぐらいに感じるが、明らかにスピード感が違う。
このままのペースで行けばパスされてしまいそうな追い上げ。
かなり焦るものの、あと7.5km 残っているので焦りすぎないよう、下りを使ってテンポを上げていく。

1周目の会場に入る手前から、バイクで予想以上に酷使してしまったのか、左足が痺れ出す。
最後まで持ってくれと願いながら 2 周目へ。

しかし、2 周目の上りに入ると一気にペースダウン。
全く脚が前に出ない。
気持ちが折れかけヨチヨチ走りに。
しかも、600mほど上ったところで栗原選手が 2周目に入ったとのアナウンスが聞こえてくる。
追い討ちのように精神的に揺らぐ。
2周目に入って、脚の痺れも増して来てしまい、若干感覚がない。
ここまでかと。
これ以上痺れが増したらやめよう。負けそうな自分と葛藤しながら坂を上りきる。
しかし、後ろを気にしている時点で選手としてどうなのか?
前を追ってこそ選手の在り方だろうと奮起して、もう一度気持ちを立て直す。

ダラダラ上りの一番緩斜面に入ったところから、脚も徐々に動くようになり、これならまだいけるかなと。

そのまま 2 回目の折り返しで差を確認。
篠崎選手との差は縮まっているものの、あと2.5kmで挽回は厳しいか。

しかし、例年篠崎選手にはアクシデントが起こるので、最後まで何が起こるかわからない。
今は自分のベストを尽くし諦めずに脚を前に出していく。
後続の栗原選手との差を確認すると、すぐそこまで迫ってきている。
残り2.5km。あとは気持ちの問題か。

ラストに入っても篠崎選手の姿は見えない。
それでも前だけ見て進む。
普段であれば失速する場面もしっかりした足取りで脚が前に出るは、日頃の強化練習のおかげだろう。

最後は篠崎選手に追いつけなかったものの、栗原選手からは逃げ切り 2 位でフィニッシュ。


クールダウン

フィニッシュ後、すぐに必要最低限のたんぱく質と糖質を補給して、スイム会場でダウン。
翌週に関東選手権があるため、入念にクールダウン。

しっかりアイシングも兼ねて 20 分ほどスイム。
レース直後のクールダウンを行うだけで、翌日以降の疲労の残り方が違ってきます。

また、今回は翌日にもバイクでアクティブリカバリー。
少し右足ふくらはぎに張りを感じたので、ランではなくバイク。
足のむくみや疲労物質を循環させる目的で、1時間程度低負荷で走行。
可能な限り疲労物質を体内に尽くせきしないよう心がけて、翌日を過ごしました。
ここ最近、積極的にアクティブリカバリーを取り入れているので、身体の反応は悪くなく終了。



まとめ

昨年の 5 位からは大きくジャンプアップ。
しかし、今年も 2 位でのフィニッシュとなりました。
やはり悔しい気持ちも大きいですが、昨年よりもトータルタイムを6分短縮し、新島大会の自己ベストでフィニッシュできたことは大きな収穫です。

これも、冬場のトレーニングの成果かと思います。
全体を通して、現在のパフォーマンスがどこまで引き上がっているのか確認することもできました。
次は翌週 6 月 4 日の関東選手権になります。

まずはしっかりと疲労を回復させて、当日までにしっかりと調整していきたいと思います。
最後になりましたが、大会前や当   日に声をかけていただき、本当に力になりました。

応援ありがとうございました。

SUNNY FISH  柳井賢太


 
 
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