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アイアンマンニュージーランド  (3月4日)

    アイアンマンニュージーランド  


レース名:アイアンマンニュージーランド
開催地 タウポ(ニュージーランド)
開催日 :2017年3月4日(土)
距離  :スイム3.8km バイク180km ラン42.2km
総合時間:11時間19分25秒
エイジカテゴリー(55-59)6位

今回のレースで使用した

【ここでジョミ使用内容:】
1.遠征期間中毎日朝晩1個(計8個)
2.レーススタート前:1個
3.ラン時:フラスクに入れ替え5個
4.レース後:1個
合計15個使用


2017年3月13日
室谷浩二


今シーズンの初戦は昨年に引き続きIRONMAN New Zealandに参戦して参りました。

昨年12月中旬に奇跡的に不整脈が落ち着き、以降自分で作成した練習メニューで身体を作り上げてきました。
この間一度もケガや故障、風邪で体調を崩すことも無く昨年より2日早くニュージーランド入りし、穏やかな天候が続いてくれた事も幸いし万全の体制でレース本番を迎えることが出来ました。

ところがこの日はタウポが一変します。
深夜から風が徐々に吹き始め湖は白波が押し寄せるようになっていました。
最終的に風速は10m/sを超えていた様です。起床時の気温は11度。水温20度。
スタートまでに身体を冷やさない様にぎりぎりの時間までホテルで待機し、バイク最終セッティング後は、テント内で早々とウエットスーツを着用し体力温存に努めました。

スタートまで25分を切った頃、仲間たちとスタート位置まで移動を開始。

男子プロ、女子プロのスタートを見届けた後、仲間たちとがっちり握手し、午前7時カノン砲の轟音と共にスタートしていきました。



【スイム:01:15:40】



スタートは2列目をキープ。
バトルもさほどなく行けると思った矢先、後ろから抜いてきた選手の手がゴーグルに当たり外れてしまいました。

冷静に対処したものの一気に団子状態に。バトルは暫く続きました。
そして10分程するとまたゴーグルを外されてしまいます。
ここでも何とか落ち着いて対処し距離を積んでいきます。

波の影響を受けてかなり蛇行しながら泳いでいる自分が分かりました。
うねりで目標物のブイが遠くに見えたりしたからだと思います。

スイムが苦手な僕にとって成す術がありませんでした。
それでもなんとか復路まで来ましたが、今度はなかなか進まない状況に。
左前方から来る波の影響だと思います。

ここでかなりのエネルギーを使ってしまった感もありました。
そしてようやく上陸。
この時点で1時間15分。
内心焦りを感じていました。

ウエットスーツを着用してのレースでここまでタイムが落ちた事はなかったからです。
更にT1にもたつき7分もかかってしまいバイクをスタートしていきました。


【バイク:05:43:12】




バイク序盤は緩やかな下り基調。

2kmもしないうちに唯一の8%程度の上りが1km程続きます。
ここで走行ラインにいる選手をどんどん抜いていたのですが、その中の1人が僕と同じスピードで走り出しました。

抜くにも抜けずもたもたしていると、後続の選手が僕を抜いて来た瞬間、後方にいたマーシャルからブロッキングペナルティーを受けてしまいました。
バイクに乗ってたったの5分です。

この時点でスイムの出遅れ、T1のもたつき、そしてペナルティーの3重苦に耐えるレースとなってしまいました。

   



それでも「レースはまだ始まったばかり」と言い聞かせバイクに集中していきます。
往路は追い風基調。でも抑えながら距離を積んでいきます。

一回目の折り返しまでに日本人1位の若手のホープのS君を確認。
そして同部屋のU君も確認出来ました。

折り返してからは猛烈な向かい風が続きます。
ひたすら耐えるしかありません。
U君には折り返し後直ぐに追い付き、しばし会話を交わしながらドラフティングゾーンに注意して走行していきます。

その後、市内まで戻ってきた所でペナリティーボックスに入り5分間止まりました。
やはり5分という時間は長かったですね。
その後2週目に入っていきました。

後半もなんとか粘ってバイクを終えます。後半のAVEの方が良かったのは唯一の救いでした。
昨年同様に実走ゼロで挑んだNZでしたから。

ただ向かい風に対するペダリングスキルが乏しすぎると痛感したのも事実です。

T2でももたついてしまいましたが気持ちを切り替えて最後のランをスタートしていきました。


【ラン04:08:56】



ランは躊躇などしていられません。昨年と同様に攻めの姿勢を貫いていきます。

序盤、足は軽く感じられたのでフォームを意識して確実にラップを刻んでいきました。

しかし中盤当たりから5分を超えるペースに落ち始めます。

向かい風に対するペダリングスキルの低さが、ランで使う筋肉を使い過ぎたと分かりました。

走り方を変えてなんとか粘るも、遂に30km地点で利き足の左ハムスが痙攣を起こし、全く走れる状態にならなくなりました。

立ち止まった瞬間、「ハワイは終わった」と思いました。

この日のために寒い時期、辛い練習にも自分と向き合い精進してきたのに、それを思い出しても足は動きませんでした。
そして36kmを過ぎた辺りで応援してくれていた元プロの堀さんから「今からでも諦めずに走って」と檄を飛ばしてくれた瞬間、もう一度走ってみようと走り出してみました。

そこから無心になれたのか余り覚えていません。 

ゴールテープを切った瞬間、我に返れた感じでした。

今シーズンの初戦は惨敗で終わりました。


今回はこんな結果となってしまいましたが、
暫く休養する間に今回の課題を明確にし、再びKONAに向けて精進を重ねて参りますので。今後ともよろしくお願い致します。


最後にいつも応援してくれている家族、友人、トラ仲間、チームメイト、会社、スポンサー、サプライヤーの皆さん本当にありがとうございました。

  
 BigLake 室谷浩二



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